ここでは建築にこだわらず、最近思うこと,気になることなどを、
定期的に書いています。ひとりごと≠ナすので気軽に読んで下さい。
先日、少々酔いがまわった叔父から電話が入りました。 何とも珍しいなと思いながら話を聞いていたところ、 叔父は上機嫌でこう言いました。 「家を建てるとき、家相ってものあると思うんだが、 お前たちの業界では、一般的にどう考えてるんだ?」 一瞬戸惑いました。 これまで10年程建築にたずさわってきましたが、 家相とは無縁(?)の構造設計ばかり勉強してたものですから、 勉強不足で、あまりにも情報・見解が乏しく、少々困りました。 もう少し家相なども勉強しておくべきだったな・・・。 しばし沈黙ののち・・・ 「う−ん・・・。一般的にっていうのははよくわからないから、 あくまで僕個人の見解でいうけど、家相は建主さんの考え による所が大きいんじゃないかな。設計事務所サイドから 積極的に提案はしないと思うんだけど・・・多分。 家相は、おそらく何か経験等に基づいて考えられたもの だと思うから、家相を良くするのはいい事だと思うし、 すごく家相が悪いと言われると、何となく気持ち悪いしね。 僕も経験あるけど、平和なときは何も言わないけど、 何か悪いことが起きると、家相のせいにしたり、他人の せいにしたりしてしまいがちだよね。 三隣亡を避けて・・・とか、吉日を選んで・・・。 なんていうのも、いらぬ不安やモメ事は出来るだけ 事前に避けておきたいっていう考えが、一端に あったりするんじゃないのかな・・・。 だから、どこまで家相を良くするかは、建主さんの考え 次第だと思うよ。 これは、あくまでも僕個人の見解だけど・・・。」 (的外れな考え方でしたら、すみません) 僕がこう言うと、少々酔いがまわった叔父は、 「そうか、そうか、なるほどな。・・・etc」 といった感じで、深く追求もせず、 違う話題に移っていきました。 ほろ酔いでいい気分の叔父には、話がクドかったかな? 少々反省。 まだまだ勉強不足だな・・・と痛感しました。 (多田) |